家庭で効率よく電気とお湯をつくる『エネファーム』!寿命はどれくらい?交換時期・メンテナンス方法・導入費用をご紹介します!

本日は『エネファーム』についてご紹介したいと思います!

簡単にエネファームを説明すると家庭で効率よく電気とお湯をつくる給湯器です!

寿命や交換時期、メンテナンス方法などを詳しくご紹介していきます!

次世代エネファームtype S】 発売開始: 先進快適の住まいを提案するアラタ建設のブログ|徳島しらさぎ台

『エネファーム』の寿命はどれくらい?交換時期・メンテナンス方法

エネファームとは?

エネファームは、わが家で電気をつくり、お湯も同時につくり出す家庭用燃料電池です。

「エネルギー」と「ファーム=農場」を組み合わせて名付けられました。

自宅で電気を作る機能と、発電の際に発生する熱でお湯をつくる機能を合わせ持つ、

『家庭用燃料電池コージェネレーションシステム』です。

都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、電気をつくり出します。

このとき発生する熱でお湯を沸かし、給湯などに利用します。

エネルギーを有効活用するので、省エネにも最適!

エネファームでつくった電気は、照明やテレビなどに使用することができます。

排熱で沸かしたお湯は、キッチンやお風呂などの給湯に利用できます。

床暖房や浴室暖房などにも接続できます。

通常、電気は発電所で作られますが、

その時発生する熱は排熱として捨てられてしまいます。

さらに送電線を通って送られる間の送電ロスがあるため、

各家庭には約40%の電気エネルギーしか届きません。

その点エネファームなら、使い場所がエネルギーを作る場所です。

だからロスが少なく、排熱も活用できるメリットがあります。

また、エネファーム発電した電気を家庭で使用することで、

電力会社から購入する電力を減らすことができます。

2016年からは電力自由化により、過剰電力の売電が可能となりました。

買取価格は固定ではなく、ガス会社によって変動します!

電気もお湯も作ることができるなんてなんて画期的な給湯器なんでしょうか!!!!

しかし、お湯を沸かして電気も作ることができるんでしょうか?

エネファームのしくみ

エネファームのしくみを簡単に説明するとこういうことです。

都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電。

同時に発生する熱で、お湯を沸かして給湯する・・・

難しいですね(笑)

エネファームtype Sの仕組み

こちらの図で説明していきます。

まず①都市ガスを燃料改質装置に取り込み、ここで水素を取り出します。

続いて②取り出した水素と空気中の使って直流電気を発生させます!

水素と酸素で電気ができるんですね~。

③燃料改質装置とセルスタックは断熱材で覆われいて、高温に保たれています!

➃発生した電気はパワーコンディショナで直流電気を交流に変換します。

これで電気が出来上がりました!続いてお湯を作る工程です!

⑤ホットモジュールから排出される高温ガスから熱を回収し、お湯をつくります。

⑥作ったお湯は貯湯タンクに貯めておきます!

25L貯められて、約65度のお湯をためるようです!

そして⑦必要な時に貯湯タンクのお湯に水を混ぜ、バックアップ熱源機に送ります。

給湯設定温度に合わせてガスでお湯を沸かします。

このように、電気とお湯をつくっているんですね!

水素を取り出すのに最適な天然ガス

都市ガスの原料は、豊富でクリーンな天然ガス。

天然ガスの主成分であるメタンは、他の燃料に比べ効率よく水素を取り出すことができます。

取り出した後のCO2の排出量が最も少ないことからも天然ガスが適しています!

購入電力を減らせて、節電も可能に!

エネファームでつくった電気は、照明やテレビなどに使用でき、。節電に貢献します。

排熱で沸かしたお湯は、キッチンやお風呂などの給湯に利用できます。

床暖房や浴室暖房などにも接続できます。

電力会社からの購入電力を減らせて節電に貢献し、排熱で沸かしたお湯を給湯に利用できます。

商品選びのポイント!

燃料は都市ガス・LPガス・石油の3つから選択することができます。

どのタイプを選ぶかによって、設置条件が変わるので気を付けてください!

LPガスか石油の場合は、機器とタンクを設置するスペースが必要となります。

しかし、奥行スペースが500mmのミニサイズや、

マンション向けの商品も登場しており、以前に比べて導入しやすくなっています。

価格は機器だけでも200万円程度と高額ですが、

国や自治体の補助金制度が設けられているので確認が必要です。

エネフォームの導入費用

エネファームの導入費用は170万~250万程度かかります!

自治体によってはエネファーム導入補助金を受けられるケースがありますが、

全額をまかなうほどの金額を受け取るのは難しいようです・・・。

エネファームの寿命

エネファームに搭載されている燃料電池ユニットは使用を開始してから

12年後に自動で停止するようになっています。

それ以降、発電機能は停止しますが、普通のガス給湯器として利用することは可能です。

エネファームによるガス料金の割引などは受けられなくなります。)

エネファームの発電システムに使われている燃料電池は、

水素ガスを発生させる装置などが付いているので、

定期的にメンテナンスをしないと使い続けることが出来ないようになっています。

設置してからの総発電量で決まるので、多少前後することはありますが、

設置後10年前後で最初のメンテナンスが必要になります。

以降は約5年ごとにメンテナンスを行なう必要があります。

その他定期メンテナンスの費用などもかかるので、

維持コストがかなりかかるという計算になりますね・・・

保証期間経過後のメンテナンス費用は実費負担する必要があるため、

維持コストを考えて導入するかどうかを決める必要がありますね。

エネファームの交換時期・タイミング

上記の内容も踏まえると、エネファームの交換時期・タイミングは

10年~15年ということになりますね。

普通の給湯器とあまり変わらないタイミングですね・・・

エネファーム設置のメリット

ここまで読むとエネファームのメリットってあるの?

と思ってしまいますよね・・・

設置費用が高く、メンテナンス費用も高い・・・

しかし『エネファーム』にもメリットはあります!

環境に優しくエコに貢献できる

エネファームで電気を作る過程において、温室効果ガスは発生しません。

そのため、エネファームは、石炭や石油燃料を使用して電気を作る方法と比較し、

地球に優しい発電方法と考えられます!

節電効果・電気料金の削減が期待できる

エネファームによって自宅で使用する電気の一部を作れば、電気料金の削減が可能です。

エネファームによって作れる電気の量は諸条件に左右されるものの、

「標準的な家庭で使用する量の約5割をまかなうことも可能である」といわれています。

そのため、毎月の電気料金を大幅に削減し、光熱費を減らすことが可能です。

また、エネファームを導入すると専用モニターを使用して、

自宅の使用電力量をリアルタイムで把握できます。

結果として家族の節電意識が高まると、電気料金のさらなる削減を図ることが可能です。

自宅で発電するため送電ロスがない

発電所から自宅に電気を送る過程においては、一定量の送電ロスが発生します。

エネファームの場合は電気の発電場所と使用場所が同じであるため、

送電ロスを大幅に減らすことが可能です。

災害により電力供給が止まっても発電できる

一部のエネファームには、停電中にも発電できる機能が付いています。

停電中にも発電できる機能付きのエネファームを導入すると、

電気が送られてこない間の電源を確保でき、万が一災害が起きた際にも安心です。

ガス会社の優待プランを利用できる

エネファームは都市ガス・LPガスから電気を作る装置であるため、ガスの使用量が増加します。

しかし、エネファーム専用の優待プランが提供されているガス会社では、ガス料金が、通常よりも割安です。

そのため、ガス料金・電気料金の合計金額で考えると、エネファーム導入前と比較し、

光熱費を削減できる可能性が高いといえます。


いかがでしょうか?

設置費用やメンテナンス費用が思っている以上に

かかるんだなという印象ですよね・・・

しかし、費用面以外では、エネファームが発電中に

停電が起こった場合でも、エネファームは発電を続け、

自動的に停電時専用コンセントに電気を配給してくれます。

これはとても安心です!

停電中にエネファームで使用できる最大電力量の目安は、

『約500W』です。さらに断水時には、貯湯タンクのお湯や水を、

雑用水として使用することができる商品も登場しています。

停電時や非常時でも、生活を守る強い味方になってくれますよ!

気なる・検討しているという方はこちらからご相談ください!

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