元OB顧客・女性目線のサンコウホームの歴史・特徴・リフォームについて

結婚当初は、ほとんどが身内&大工の工務店でした・・・

上口妙子

この度は、サンコウホームの『住まいる情報館』へお越しいただき、ありがとうございます!

私は、サンコウホームの代表取締役、上口和重の妻で、上口妙子(うわぐちたえこ)と申します。

主人と結婚し、早いもので間もなく10年を迎えようとしています。(2016年7月で・・・)

結婚後、すぐに一人っ子である「藍美」を出産し、3年ほどは、自分の気が向くままに、仕事を手伝っていましたが、当時は、大工さんが5人常駐しているいわば「the工務店」でした。うち、現会長を含む3名が身内で、社員の過半数が「うわぐち」でした。

下請け工務店として会社が苦しくなり、赤字を負い、元請けへの転換を決意

結婚してから4~5年目でしょうか・・・少しずつ、景気が悪くなり、下請け工事の件数が激減。職人を抱える中で、経費だけは発生するため、何が何でも仕事を生まなければならない!という状況で、商業ビル→ワンルームマンションのフルリノベーションといった、当時はあまり得意としていなかった工事を、現場調査もあまりさせてもらえない中で、藁をもつかむ気持ちで請け負ってしまい、大きな赤字を負ってしまいました。

そこから、仕事がないことを、景気のせいにし、赤字になったことを元請のせいにし・・・といった悪循環から脱出するために、完全に元請に転換したのです。

アミドの貼替えなど汗まみれの仕事をこなし、多くのお客様から応援の言葉をいただきました

当時の主人とお客様の写真

主人とともに、名古屋のコンサルティング会社を訪問し、これから歩む方向を模索していたことが、ほんの昨日のことのようです。当時の売上は7,000万円ほどでした。

まずは、アミドの貼替えを、激安でさせていただくチラシを輪転機で作成し、私たち夫婦、会長、大工のとめさん、主人の兄にも手伝ってもらい、自ら手配りしながら、転送される電話を出先で携帯にて受け、アミドを引き取り、自分たちで貼り、その日にできるだけお届けする、という、真夏のイベントとしては、本当に汗まみれになることから始めましたが、自分たちで貼るので、多少歪むこともありましたが、枠に収まるところまで、やり直しをさせていただき、何とかすべてのお客様の対応をすることができました。

その中で、自分たちを支えてくださる多くのお客様に出会い、応援の言葉をいただき、今でもどこかで私たちの心の支えになっているように感じています。

自社ホームページをリニューアル・施工事例を増やし、ネットからの反応が増加

併行して、自社のホームページの整備を進めました。当時、リフォームをインターネットで注文する人間なんて、いないであろう・・という時代でしたが、そこは、社長の経営判断で、早い時期から着手していきました。もともと下請け工事店だったので、ホームページ上に施工事例を載せるにも、写真自体を撮る習慣がなかったので、まずはそこから始めました。

当時は、プロのカメラマンさんに撮影をお願いすると費用が発生するので、自分でデジタルの一眼レフカメラを購入し、お風呂の交換工事でひとつから、施工例を集めるために、常に撮影していました。今も、サンコウホームの社員は、当時の私たちの想いを引き継ぎ、施工写真を撮らせていただく、ホームページに載せさせていただくことを、とても大事な仕事として、認識してくれています。

結婚前まで、某製薬メーカーの品質保証部で実験を中心とした仕事をしてきた私にとって、建築の仕事というのは、まったくの畑違いでしたが、当時の愚痴を今こぼさせていただけるのであれば、社長と一緒に営業に行き、見積書を作り、パソコンで図面を書き、立体パースにし、工事が始まれば、現場を見に行き、経理もする・・・といったことを、よくできたものだなぁ・・・と我ながら感じます。まだ小さかった子どもを寝かしつけてから、ベッドの上で、図面を書くことも日常でした。

社長の妻として苦労しても頑張ってこれたのは、元OBだから・・・

なぜ、私がこの仕事をここまでガンバって来れたのか・・・

それは、私がサンコウホームOBだから、かも知れません!
あ、いや、社長への愛情ですか・・・それはもちろん!ですが。(笑)

私の実家は、結婚する数年前から、本格的に建て替えを考えており、家族全員が心配性ということもあって、約2年ほど、住宅展示場を回ったり、広告に載っている会社に相談したり・・・といった期間を過ごしていました。

なかなか一歩を踏み出せずにいたある時、母親が近所のわりと築浅のお家にお邪魔し、「どこで建てたの~?」「いいわね~?」なんておしゃべりの中からサンコウホームを紹介してもらうことになったのが、この不思議なご縁の始まりでした。

私の実家のリフォームをサンコウホームへ依頼 〜現会長の大工としての職人気質〜

現会長

サンコウホームの上口さん(現会長)は、大工さんでありながら、打合せをすべて直接していただき、私たちのこだわるところと予算だけを聞き出し、プランを作ってきてくれました。

これまで関わっていただいた、ハウスメーカーや建築会社さんでは、なんだかんだで、予算を大きく超えてしまうところでしたが、何とか、会長は、要望をほぼ、のんでくれ、 
契約~着工する運びとなりました。私の父親も京都の職人でしたので、会長と職人気質がどこか似ており、打合せもとてもスムーズに進みました。

予算ありき、で始まったようなところもありましたが、現場が始まると、いろいろなところで、会長の人柄を感じることができたのです。

雨の日でも、現場のチェックを怠らず、見に来てくれている姿を見て、家族一同、任せておけば、大丈夫!と、安心してお任せすることができました。

実家のリフォーム終了を期に、お嫁に行き、サンコウホームと結婚したような気持ちに

工事が終わり、いよいよ引っ越し! いよいよ会長との別れ・・・「会長と、家の前で写真を撮ってもらいたいね~」と心から別れを惜しんでいたところ、会長と私の父親とが共謀し、主人と私を結びつけるお膳立てをしてくれていたのです。

そんなこんなで、夢だった新築に住む期間も短いままに、私は、サンコウホームの後継ぎさんのもとに、お嫁に来たのでした。

つまり、上口和重という人物と結婚したのですが、サンコウホームと結婚したような気持ちでもあります。

年商5億の会社に急成長『お客様のご要望に合わせ、ご縁を大事にしたい』という変わらない想い

最新のパース

私の実家が新築を建てた当時と、今のサンコウホームでは、全体のレベルはさらに上がっています。

当時は、イメージパースなんて、作ってもらえませんでしたし、平面図で、空想するだけでした。

後のお楽しみ!と思っていましたが、仕上がってみて、「あーこうなったんだぁ」という感じでした。

今、サンコウホームのプランナーが、お客様のために必死にイメージパースを作成する姿を見て、こんなプレゼンしてもらえるなんて、良いなぁ・・・と思っていたりします。

今のサンコウホームは、お客様からの絶大なるご支持をいただき、年商5億円の会社に成長しています。

優秀な社員が増え、新しい技術やデザインを常に取り入れる意識が高まっています。また、少人数で運営していた当時に比べ、住設・建材などの各メーカーの商品知識も、ものすごく深まっています。

外壁塗装一つとっても、ただ色をつけるだけという意識ではなく、断熱や遮熱の機能を持っていたり、雨で汚れを落とす機能を持っているなど、本当に良いモノをおススメできる力がついています。

ただ、結婚前と変わらないのは、『できるだけお客様のご要望に合わせ、ご縁を大事にしたい』というサンコウホームの想いです。そういう想いを、会長が持っていてくれていなかったら、私は、ここサンコウホームにいなかったでしょうね。

会社が大きくなっても『私が顧客の時に感じた気持ちを、目の前のお客様が感じていただけている』

会社としての歴史は、上口工務店の時代から数えると、46年以上になっていますが、完全に元請化してからまだ5年ちょっと。

年商が約5年で約7倍、という、ハタから見るとただ、儲かっているように見られると思いますが、その中には、人の問題、組織の問題、職人の問題など・・・いくつもの壁があり、何度もくじけそうになりながら、今を迎えています。

経営者側としても、自分たちが経営者として成長しなければ、会社の成長に追いつけずに失敗する可能性もあることを認識しながら、常に勉強をしている状態です。

顧客様も、ものすごい勢いで増え、中には、竣工引き渡しの時に、「サンコウさんの職人さんたちと一緒に写真が撮りたいです!」と、言っていただけることがあり、そんな時に、私の感じたサンコウホームへの感謝の気持ちを、今、目の前のお客様が感じていただけていることに、改めて感動するのです。

せっかくいただいたご縁を結べなかった経験も・・・

これまで、自分自身も、数多くのお客様に関わらせていただき、(今は外に出る機会がほんとうに減ってしまいましたが・・・)その中で、せっかくいただいたご縁を、サンコウホームの力不足で結べなかった経験があります。

例えば、「全面リフォームを是非、サンコウホームさんでしていただきたい!」と表明いただいていたのに、後日、「建売で、サンコウホームさんが提案してくれていたようなプランの家があって、立地もよかったので、そちらを買うことにしました。」と言われたことがありました。とても、信頼いただけていたのに、お役に立てなかったことが、自分にとって、大きな後悔になりました。

リフォームに加え、不動産も取り扱えるようにし、住まいに関するお困りごとになんでも対応!

その経験をステップに、不動産についても、取り扱えるように宅地建物取引業登録もしました。住まいに関するお困りごとには、なんでも対応できるように、変えていきたかったからです。

まだまだ、勉強中ではありますが、地域の不動産業者さんと連携しながら、少しずつ、お客様のご意向に合った物件探しにも、力を入れていきたいと思っています。

元OB顧客としてお客様の目線と気持を持って、『サンコウホームのファン』を増やし続けていきたい

最後になりましたが、数多くの建築会社がある中で、経営者の中に自社のOB客がいる会社は無いと思います。私自身、お客としての気持ちを持ったまま経営に加わっているつもりですので、どうぞ、ご安心ください。

そして、今後も『サンコウホームのファン』を増やし続けていきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

サンコウホームの元OB顧客・社長のおくさまブログ

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