既存住居の状態、施工期間など制限の多いリフォームで、取扱い容易な建材は使いやすく、選ばれることが多いです。

デザインも豊富で幅広い用途に対応できる最新の化粧シートをご紹介します。

 

シート建材とは

シート建材は、木目やタイルなどを素材感そのまま、本物そっくりに再現した薄くて軽い建材です。

建物の外装・内装の仕上げに利用されており、軽量なことから建物に負担をかけず手軽に天然木や天然石の風合いを再現できます。

シート建材は、ビルやマンションから戸建て住宅まで幅広く採用されています。

高級感・重圧感のある建物を演出したとき、シート建材を使用することでコスト面の心配はもちろん、

剥離などの心配もなく安全性を確保した上で多彩なデザインを実現することが出来ます。

 

シート建材のメリット

安価で短施工でできる

建物の外壁は風雨や太陽光の紫外線にさらされ、劣化していきます。

タイルや石張りの外壁は、地震や台風で剥がれて落下するリスクも高く、定期的な点検と補修が欠かせません。

外壁に軽量なシート建材を採用することでデザイン性を保ったまま耐久性を向上させることができ、

結果的に点検や張り替えに伴って発生する経済的な負担を軽減することが可能です。

 

バリエーションの豊富さ、デザインクオリティの高さ

シート建材は天然木や天然石が持っている風合いや質感を、本物さながらに再現しています。

人工的に作られたシート建材なら、カラーや御影石調、たたき石調など、建物に合わせてバリエーションが豊富です。

また、シート状で柔軟性があり、円柱など曲面への施工も容易であることから、従来にはない新たな表現も可能にしています。

 

落下に、剥がれに、汚れに強い

シート建材は石素材やタイルと比べて圧倒的に軽量であることから、地震や台風といった災害の発生時にも剥がれや落下といった

トラブルに強い素材になります。

施工には専用のプライマーや接着剤を利用し、下地と強固に一体化することから剥がれる心配はありません。

シート建材の表面にはフッ素樹脂など、汚れの付着が少ない処理が施されています。

素材の耐久性も高く、汚れも付きにくいことから建物の美しさを長く保つことが出来ます。

 

地球にも人にも優しい

下地へプライマーと接着剤を塗布し圧着するだけで施工が完了するシート建材は、廃棄物の排出も少なくすみ、環境や人に優しい製品になります。

タイルや石材では切断時に粉塵が発生しますが、カッターナイフなどで容易に裁断加工できるシート建材では粉塵が発生しないです。

 

 

『シート建材』取扱いメーカー

タカショー　「エバーアートボード」

リアルな表情がカンタン施工で手に入る

表面の凹凸加工など、リアルな質感を忠実に再現した化粧ボード。表面に高耐候性ラッピングシートを貼っており、屋内外と多用途に使えます。

近くで見ても遠目に見ても本物に見間違うほどの美しさです。

現場で求められる扱いやすいサイズで、厚さ３㎜と薄く軽いボードタイプのため、丸ノコやカッターで切断でき、加工の手間がかからないです。

施工も乾式工法で行えるので、工期を大幅に短縮することができます。

木目、石調、メタルカラーなど全８８色の豊富なカラーバリエーションが揃います。

本物の木のような風合いながら、アルミ複合板なので腐ったりささくれたりする心配がいらないです。

フェンス、門柱、門扉と展開しており、統一デザインに仕上げられます。

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サンワカンパニー「シートストーン」

小回りの効くストーン仕上げ

シートストーン（ソフトタイプ）は、ドイツで開発された特殊技術を用い、天然の石材を薄く剥がしシート状にしたもので、

天然石の風合いを取り込める内装用化粧シートになります。

ハサミでの切断や曲面での使用ができる上に、軽量なので接着剤による貼り付けも可能です。

表面は岩石のそのままの意匠を持ち、表面は樹脂（酢酸ビニル系）とコットンメッシュで強度補強しています。

天然石の持つ重厚な質感と石材そのままの色柄が、下地を選ばない簡単施工と相まって、今までにない新しい住空間を演出します。

 

バリエーションの豊富さ、施工のしやすいさといった面から、需要の高まるシート建材。

水廻りから外装まで、あらゆる場面で重宝されております。

天然素材と比べて扱いやすく、安価なことも大きなメリットになってます。

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